電車の連結部分にさまざまな部品を取り付ける仕事
以前は自動車の整備員だったのですが、転職を考えていたところ、友人からアートテクノを紹介されて転職しました。 入社してみると、皆とても親切で、わからないことがあれば何でも教えてくれるので、働きやすい職場だなと思いました。 現在は電車の艤装工事を行う艤装班の副班長として、自分自身も電車の連結部分の取り付け作業を行いながら、全体の工程管理やスケジュール管理、部下のサポートなどを行っています。 具体的にどのような仕事かというと、車両の妻部分にさまざまな部品を取り付ける仕事です。 たとえば、屋根から流れる雨水が連結部分から車両へ入らないように雨樋管を取り付けたり、人が連結部分で転落しないように、転落防止装置を取り付けたりしています。 部品を取り付ける際には、穴あけ用ドリルなどの工具を使います。使用する工具は自動車整備のときと同じものも多く、そういう意味では整備の経験も活きていますね。


自分が携わった車両が実際に走っているのを見ると感動する
この仕事で大変だなと思うのは、車体に直接部品を取り付ける仕事なので、ミスが許されないということです。私は副班長ですから、それなりにプレッシャーは大きいですよ。だからいろいろなルールや確認項目を設けて、絶対に失敗しないように徹底しています。 そんな大変な部分もありますが、自分が携わった車両が実際に線路を走っているのを見たときは、本当に嬉しいですね。「ああ、あれが自分の手がけた電車だな」と思って感動します。たとえばよく見るのが、新幹線のN700S系電車です。 当営業所は新幹線の仕事が多く、同じ新幹線でも連結部分が微妙に違っていて、それが難しさでもあり楽しさでもあります。


人間関係に悩むようなことはまったくない
艤装班には私を含めて9人のメンバーがいます。皆とても仲が良くて、お互いに助け合う気持ちがあり、困った人がいれば皆でサポートします。職場の人間関係に悩むようなことは、まったくありません。 年齢は19歳から60歳まで幅広く、中心となっているのは30代です。元気な人であれば、60歳を過ぎてもまったく問題なく働けます。 体を使う仕事なので、入社したては大変かもしれませんが、だんだん体は慣れてくるので心配ありません。意外と細かい作業もあるので、それが苦にならない人なら、楽しくやれると思います。 ちなみに私自身は、細かいものを取り付けたりするのが好きな方なので、この仕事が合っていると感じます。 また、当社はこの業界の中では、福利厚生もしっかりしている方だと思います。1年に1回社員にまとまったポイントが付与されるのですが、それを使って作業服や安全靴を買ったりしています。 その他にも三重県と岐阜県には、会社の保養施設があり、夏は三重の保養施設で海水浴や釣り、冬は岐阜の保養施設でスキーという人も多いようです。 これから当社への転職を考えている方には、皆で和気あいあいとやっている会社なので、その雰囲気に馴染めれば、楽しくやっていける会社であることを伝えたいですね。温和な人が多いので、とても働きやすいと思います。皆でしっかりとサポートするので、安心して入社してきてください。

