メンバーが何でも言い合えるような、
明るく自由な雰囲気の職場にしたい

サウステック 堺営業所

「ペンキを塗るだけだから簡単」と思っていたら、意外と難しかった

私はいま塗装班の班長として、塗装作業のほかにメンバーのサポートやスケジュール管理などを行っています。 MINAMI GROUPに転職したときは、「ペンキを塗るだけの仕事だから」と簡単に考えていたのですが、実際に仕事をやり始めたらイメージとはだいぶ違っていました。 前職のガスの配管工事の仕事に比べて、難しかったですね。まずは先輩の作業を見ながら、一緒に作業に入り、わからないことがあれば質問するということを繰り返して覚えていきました。 仕事の内容は、主に電車の塗装業務です。たとえば新幹線の塗装は白地に青ですが、私たちはそのペンキを塗る前の下処理をする仕事をしています。 実は白地に青を塗っただけに見える新幹線ですが、その下にはプライマーが何層にもなっているんです。私たちが塗るのは赤いプライマーで、塗装作業の最初の工程です。 最終的には白く塗られるので、私たちが塗った部分は見えなくなってしまいますが、だからこそ大事な仕事でもあるんですよね。最初がきちんとできていなかったら、いい仕上げにはなりません。

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電車本体の塗装の他に、部品の塗装も行う

電車はカラッポの箱のような状態で、工場に届きます。最初は室内を塗って、次に下回りを塗り終わったら、次の工程に回します。同じ仕事を数人でやっていくのですが、多いときは4~5人で一斉にやるときもありますね。 電車本体だけでなく、部品の塗装も行います。部品の数もけっこう多くて、1~2分で塗り終わるような小さい部品もあれば、3~4時間かかるような部品もあります。材質も、アルミやステンレス、鉄などさまざまです。 塗装には完璧というものがなく、どんなに完璧に塗ったつもりでも、文句をつけようと思えばいくらでもつけられるんですよ。そこが仕事の難しさでもありますね。 だから経験を重ねてうまく塗れるようになった人は、会社にとって貴重ですし、元請けさんからの信用も厚くなります。 うちの塗装班のメンバーは20代後半が多いのですが、70歳の人もいて、いい仕事をしてくれています。やろうと思えば、身体さえ元気なら、何歳まででもできる仕事です。

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仕事をする上で大事なのは段取りとチームワーク

私は2年前からチームを任されています。最初は大変でしたが、最近はだいぶうまく仕事を回せるようになってきました。スムーズに仕事が進むように段取りをして、その通りに進んだり、それ以上に早く進んだりしたときは、やりがいを感じますね。 「今日はここまでやっておこう」という仕事の目安を決めて、その二手三手先を読み、「君はあっちの仕事ね」という感じで効率的に作業をしてもらうことで、無駄な残業をしなくて済むようになりました。 また、仕事の段取りと共に大事なのがチームワークです。この仕事は一人ではできないので、仲間意識がすごく大事なんですよ。 メンバーが何かミスをしたときも、もちろん注意はしますが、その後はメリハリをつけて楽しい雰囲気を作っています。仕事がうまくできたときは、「きれいにできてるじゃん!」と、たくさんほめるようにもしています。 うちの班は一人ひとりがプロ意識を持ってやってくれているので、仕事もスムーズに運んでとても助かっています。これからもメンバー同士、お互いに思いやりを持って、固い結束力でやっていきたいですね。 MINAMI GROUPの仕事は、自分たちが作った製品が確実に社会の役に立つ仕事です。こういう経験は、どんな会社でもできるというものではないと思います。そこは誇りを持てる、とてもいい職種だと思っています。

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